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(1) 病院、クリニックの経営改善を行うためには、まず、現状に対する正しい認識が必要です。
先生方も患者さんの治療を行う時には、まず診察し、検査を行って、必要なデータを集めま
すがそれと同じです。
経営改善に必要な情報を入手して、自院を取り巻く環境(外部情報)と自院の実力(内部
情報)を把握します。
(2) 外部情報、内部情報に基づいて次の事項を検討し、改善計画を作成します。
@ 外部情報
患者のニーズは何か、将来どのようなニーズが高まるか、それに対して自院は何をす
べきか。
競合する他の病医院はどのような対応を行っているか。
A 内部情報
自院の対応は競合する他の病医院の対応を上回っているか。
何が上回り、何が下回っているか。
競合する他院を引き離す(又は追いつく)ためには何が必要か。そのためにはどのよ
うな行動が必要か。
等の事項を検討し、改善計画を作成します。
(3) 改善改革を実行します。
改善計画を実行し、効果をあげるためには、計画内容に具体性があり、かつ活動内容を自
院の能力に合致させる必要があります。
目的を明確にし、具体的な活動内容を定めるだけでなく、責任者は誰か、必要な人、資金、
設備等の確保はできているか、期限はいつか等の事項を明らかにしておく必要があります。
又、自院の能力を超える人、資金、設備等が必要な活動は実行することができません。
(4) 実行結果を検証し、次の改善計画を作成します。
必要と思われる情報に基づいて改善計画を作成しても、当初計画がもっとも望ましいものと
は限りません。当初計画は様々な要因により、不十分なものであることが多いのです。
又、外部、内部の状況も変化します。実行結果を検証し、環境変化を取り込みながらより望
ましい計画を作成し、実行するという一連のサイクルを回すことが経営改善のためには不可
欠です。
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